・・・またかよって感じです。
ったく・・・。
ちなみに、違反発覚は昨年8月のガトームソン投手(ソフトバンク)、今年5月のゴンザレス内野手(当時巨人)に続いて3例目ですね。
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日本プロ野球組織(NPB)は28日、東京ヤクルトスワローズのダニエル・リオス投手(35)がドーピング検査で陽性反応を示し、同日から1年間の出場停止処分を科したと発表。
この処分結果を受け、ヤクルトも28日付での契約解除を決めて発表した。

リオス投手が陽性反応を示したのは筋肉増強剤の一種であるハイドロキシスタノゾロールで、5月21日の西武1回戦(西武ドーム)後に採取した尿検体から検出された。 (日刊スポーツ)

リオスから筋肉増強剤を検出 1年間出場停止(スポーツ報知)

リオスの一問一答:禁止薬物使用の認識なし 注射か補助食品が原因(スポーツナビ)

高田監督リオス処分「残念」(日刊スポーツ)

リオスは球団の事情聴取に対して「昨年末に背中の痛みの治療の際に注射を受けた」と説明したらしいです。補助食品(サプリメントなど)で引っかかったのか、この注射でなのかわからない、と。
(詳細は1問1答を見てください)
また、去年(契約前)の注射なので、球団としては把握できないらしいです。


契約する前には、この程度調査をやっておくのは当たり前のことです。
「選手」獲得前にはケガ、薬物使用等の経歴・聞き込み調査はモチロン、身体検査・ドーピング検査もやるべきことのはず。
なのに、なぜわからないのか?・・・この点は意味がよくわからないし、理解しがたい。
それは、外人であろうが日本人であろうが当たり前のこと。

それは、選手獲得後であっても同じ。
(ゴンザレスのときにもこのことに触れましたが)アメリカで『ミッチェルリポート』が発表されたときのことですが、オリックスは西武からカブレラを獲得する際本人に電話で確認したあと日本に帰ってやっとのこさ検査(したのかどうかよくわかりませんが)・阪神もジェフに電話で確認だけ、と曖昧な対応。
球団は毎年、契約更改の際に身体検査・ドーピング検査をきちんとNPB管理下の元やるべき。

次の疑問点だがゴンザレスのときも同様だったが、サプリメント等の自己申告について。
なぜ、球団がしっかり管理しないのか・・・こちらも理解不能。
(NPBが制度・条文化し、全球団が外人・日本人に関係なく)契約条項に「申告の義務」を入れれば済むだけの話だと思うのだが・・・。
そして、NPBもこういったことは球団に任せっきりにするのでなく、今ある専門の部署・対策本部・委員会等を活用するなり、新たに作るなりしてしっかり全球団の選手の情報を管理すべき。

そして、誰かしら薬物検査で陽性反応がでたら、その球団所属選手全員も検査しなければ検査の効果が薄い。
これは、その選手が他の選手にその薬物を渡している(勧める、アゲル等々)可能性も十分あるからだ。個人で契約しているサプリメント会社が選手に使用を勧めていた(ボンズだかソーサかな?)・・・なんてことも聞きますからね。

ということは、選手がどこの・どういった健康食品会社と契約しているのか、またどのような薬品・補助食品等を使用しているのか、選手が通っているトレーニングジムがどこなのか(そこのトレーナーから勧められたものなのか)普段どのような食事を摂っているか・・・といった細かい所ことまで選手の「全て」を球団所属のトレーナー及び球団は把握しなければいけないということでもある。


にしても、マスコミはこぞって、「外国人」と強調していますが・・・ホントにそれだけでいいのか?
それに、(リンクを貼ったスポーツ報知の記事でも)寝んゴロコミッショナー代行(苦笑)が以下のように言っていますし・・・↓

根来泰周・プロ野球コミッショナー代行:「外国人選手に薬物を使用している例が多いことをかんがみ、各球団に対し、外国人と契約する際にはその点を検討するように再度強く要請するつもり。実行委員会、オーナー会議で周知徹底することになる」

なんども言っていると思いますが、外人だとか日本人だとか関係なく、選手の獲得前も獲得した後もこのようなことをしっかり検査・調査していくのは当たり前です。
それは、「商品」であり球界の「宝」である選手に傷がつくことですし、企業のコンプライアンスといったことからもわかることです。
球界のトップがこのようなゆとり発言をしていること自体、すでに日本球界の体質が腐っているとしか言いようがないですね。
個人の問題に考えがちですが、これは日本球界全体の問題でもアリ、スポーツ界の問題です。
処分を下したから、注意・忠告したから・・・終わりってことではなく、しっかりとNPBと各球団が連携・協力して予防策及び対処法をしっかりと考えておくべきです。

それに、オーナー会議だかなんだか知らないが、こういった問題が続発しているのに緊急の会議すら開かない、ってこの時点ですでにおかしくないか?
普通の会社でこんな問題が続発していたら、もっと経営責任を問われるはずだと思うのだが・・・。


情報収集どこまで=「厳罰」頼みに限界も−ヤクルトのリオス薬物違反(スポーツナビ)

たしかに。
情報収集の際いちいちゼロからやるのは難しい。
このことからわかるように、外国人獲得には国境を越えた協力体制が必要ではないだろうか?
具体的には「情報の公開」「情報の相互保有」等であろう。
各国リーグは各自に全選手の経歴・特徴、ケガ・薬物使用暦の情報など全てリスト化し、それを各国の野球機構・協会で共有するのだ。必要になったらまずそこで選手情報を調べ、その後独自に調査を開始する、といった具合に。

といっても、こんなことしていたら金がかかって仕方がないでしょうが(苦笑)
でも、それぐらいしないと選手についてなんて分かるはずがないし、信憑性が薄い。
客観的な情報というものも必要なんじゃないかな?
それに、各国で情報を共有したら移籍がスムーズになるかもしれませんし。

お互いのリーグを盛り上げていくためにもそういった壮大なことをしなければいけないのかもしれませんね。


最後に
この問題やポスティング・ドラフトやFAにしろ野球界が国際化していくために、各国間の紳士協定から国際的な協会・機構を設立し、世界共通の条約・制度に移行するべき時が近づいてきたってことを暗に示しているのかもしれませんね。

にしても、薬使っておきながら全然勝てないって・・・。
ゴンザレスはまあまあ結果出してたぞ!(笑)

2008.06.29 


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