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海外へ野球を普及させるにはどうするべきか~野球界はいびつな世界~

チェンジアップ 豊田泰光 : いびつな野球の世界地図(日本経済新聞)
こちらをまずはご覧ください、有名な記事だと思います。有名ブログでも取り上げられていたと記憶しております




まぁ、上の記事でも書いてあったように、野球界は結構難しい立場というかなんというか、言葉で表しにくいのですが。

IBAFとMLBっていう両者のパワーバランスなど見て取れるように、基本的にはMLBの寡占市場で、ほかの国は、日本、韓国、台湾の東アジアの特定の国とラテンアメリカくらいなものです。
最近は欧州が少しずつ台頭してきてはいますし、オーストラリアでABLというプロリーグ復活と明るい話題もあるといえばある。

ただ、WBCが中心となり、五輪がなくなったことはかなり影響はあったわけです。
とはいえ、あのままでも何か前進するわけでもなく、どうやって進んでいくか、ってところでちょうど五輪が外されてWBCが代わりになったっていう程度といえばそれまでの話ですよね、将来的な五輪復帰はもちろん目指すべきところですけど。


それはさておき、今日触れておきたいのはNPBとしてどうやって野球後進国のレベルアップや野球普及に貢献できるかです

普及&強化策のポイントとしては

・ 本当の野球後進国はMLBがメインとなって開拓していくだろうから、手を出せるときは手伝う
・ あまり範囲を広げすぎず、(特定の)国・地域を強化していく
・ 普及&強化にあたり優先順位やランク分けを行う
・ 指導者派遣をプロアマ&派遣先の国の野球連盟と協力、計画的に行い継続性を高める
・ NPBでは外国人枠の拡大などを行う

こんな感じでいいのではないだろうか

MLBが開拓していくってのはブラジルなりアルゼンチンなりイタリアなりオーストラリアを例に見ればわかる。
なので、少し開拓してくれたところをNPBが参入すればいい(ちなみに後ろ二つってのは今がそのチャンスの時期でしょうね)。

正直、指導者派遣だけで考えても高校野球の監督ならまだしも指導者がそうたくさんいるわけでもないし、金がかかることならなおさらつらいものがあります。

強化普及へ向けてやることってのは指導者派遣の協力や枠の拡大などで、ってのは以前から言っているか。
当たり前のようなことではありますが、MLBみたいに直接投資、お金が、ぼぼぼぼ~ん♪(AC風)って出てくるわけじゃないから


優先順位ってのは野球の普及具合、代表や野球リーグのレベル、市場規模、いい選手とれるかどうかなど総合的に考えて、その辺はプロが判断すればいい。

優先順位を決めてその後、プロアマで協力して派遣要請などに応じていけばいいのではないか。
プロとアマでこのような要請・交流があった、など情報共有すれば指導計画や指導者をどこに・どうやって・誰を(どのようなレベルの指導者を)派遣するか、強化合宿をどう組むか…なども決めやすくなる。


キューバへの指導者派遣の件で考えてみると、元巨人スカウトや応武さんなんかを派遣したけど、あれも連絡があったのは社会人野球か全日本アマのはず。
キューバレベルの野球国への派遣だったら、プロレベルの指導者派遣のほうがより効果的であろうことは想像に難しくない。
また、学ぶべきことも多いはずで日本の指導者育成にも大いに貢献してくれるのではないか。
ならば、指導者希望のクビになった選手や元プロに簡単な研修を積ませて派遣するのも効果的だったでしょうね。

これがフィリピンなら?ユース年代なのかサッカー風にいうとA代表かその辺を判断して高校や社会人の指導者派遣をアマに任せればいい。
だけど、選手獲得を考えたら?とかいろいろ考えられる


さらに、先ほどから言うプロってのも、プロはプロで球団が勝手にやるのではなく統一的な動きがあればいいと思う。
たとえば、間違ってるかもしれない記憶しているのを呼び起こしてみると、中国と提携している横浜、インドネシアなどに野球道具を寄付したバファローズ
全く同じにできない動きだけど、支援という意味ではなんというか単発というか大きなものではない。

だから、こういう支援をしたい・しよう、こんなビジネスしたいってのを球団間である程度共有し、球団の細かい情報網なり人脈なりをうまく使いつつ、NPBの意図(優先順位)も反映させていく。
そんな仕組みがあればいいのではないか

定期的な海外展開のための戦略会議や、NPBと球団でガイドライン的なものを作ってビジネスを行う、みたいな感じで

支援とは少々違う海外展開の話だけど、台湾でホークスが開幕戦だかOP戦だかんだかを行おうとした(対戦相手はライオンズだったかな?忘れました)。しかし、球団間の事情や思惑の相違などでおじゃんになったことがありましたね

こういうのも、たとえば、NPBが放映権を売り込むために中心となって球団をリードできたら、あるいは、お互いの情報交換などができていたら…
(今のところは球団が各自外国人選手とって放映権を・・・っていう形なんでなんともいえないけど)


で、これまでの話の結論を言うと

支援なんかは単発で継続性がない上に、プロアマ各連盟が各々対応するため負担が大きい。
おまけに、派遣に明確な意図が見えない。だから、続かないんじゃないかと思うわけです

フィリピンのような国の代表強化なら社会人野球指導者で事足りるでしょう、しかし、オーストラリアの選手を獲得することを念頭に置いた指導者派遣ならプロを派遣するってな感じです

このように使い分けるようにして両者バランスを取りつつやってけば、どっちか片方に負担がかかるわけでもなくスムーズに指導者派遣などの野球普及・強化支援ができるし、支援していくにあたってメリットも享受できる
WIN-WINな関係ってやつでしょうか。

メリット無き支援はボランティアというか自己犠牲ですからね。支援をしようと思うわけがない。

ということで、NPBがどうやって動いていくかってのは世界の野球界にとって大きなことですからね。
一応は、野球でいえば世界で2位のリーグ規模・レベルを持っている国のはずですから。


※以前書いた、こちらも参考にしてみてください
外国人枠拡大の方法
日本代表、海外遠征で武者修行?



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