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代表とクラブの関係について考えてみる

メッシの五輪出場困難に=スポーツ仲裁裁判所が判断(時事通信社)
CAS(スポーツ裁判所)がこのような判断をくだしました。
サッカーのスペイン1部リーグバルセロナ所属のリオネル・メッシは、母国アルゼンチンの一員として五輪に出場しようとしていました。
しかし、バルセロナはチームを作り上げる期間である時期に所属クラブを離れて欲しくない&五輪がFIFAの定める優先日程に含まれていないことを受けてメッシ招集を拒否。
FIFAは各クラブに対し五輪参加は強制だと勧告するものの、バルセロナはCASに訴えて結果、五輪出場は妥当でないと判決というか判断されました。

今回の一件を踏まえ野球界はどのように関係を作っていけばいいのか考えてみたいと思います。
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このような事態になった背景としてまず理解しておかなければならない、(主にヨーロッパ)サッカー界と代表との関係を見てみましょう。

サッカーはご存知の通り代表戦を昔からやってきた競技で、各国リーグは代表人気とともにさらに発展していきました。
各国リーグは発展(経済的なもの)と共にリーグ戦の日程が厳しくなり(=試合数の増加)また、さらに代表に選手を長期間こうそくされるようになる。
クラブからすれば所属クラブで試合にでてお客さんを呼んだり、試合に勝って一つでもリーグでの順位を上げたいと思っていますし、選手が代表から帰ってきた後も移動や試合での疲労を抱えている・・・。
それに、現在リーグでの試合の他にもCL(チャンピオンズ・リーグ)という各国リーグの上位クラブ同士でのトーナメントを中心に経済的規模が大きい国際大会に出場することはクラブ経営にも大きな影響を与える。このトーナメントで好成績を残せば残すほどお金がもらえるし、出場するだけでもそれこそ15億程度のお金が各出場クラブに渡される。しかも、試合を自チームのホームスタジアムで行うことでの利益もあげられる・・・etcといったふうにいまや所属リーグで上位に進出することはクラブの経営を大きく左右する。
だから、クラブは代表に選手を拘束されることを嫌っているわけです。
更に言えば、その拘束期間中の選手の給料を払っているのはクラブなのに代表は選手を拘束するし、スポーツですからケガだってつきものです。

会社に例えるなら労働力である社員を取られて仕事の効率が悪くなるうえ、その社員の給料を払わない、おまけに疲労したりケガして帰ってくる・・・って感じですかね。
(上手く表現できませんが。)
現在はFIFAと各国クラブ・協会との話し合いで、ケガした場合の手当てなどお互い協力しよう、正確に言えば折り合いをつけようとしていますがまだまだ・・・。

野球界も今後国際試合をやっていくでしょうから(?)、考えるいい機会かなぁと思いこのような記事を書くにいたったわけです。


・野球の代表(国際)試合について

野球の代表試合は正式種目から外れることが決まった五輪と、アメリカメジャーリーグ主催のWBCだけです。
あとは、アジア各国が集い色々な競技をおこなう(アジア版五輪?)のアジア選手権と国際野球連盟が主催する国際大会だけです。
しかし、アジア選手権や国際野球連盟が主催する大会(ハーレム国際野球大会など)は社会人や大学生のアマチュア選抜です。
五輪だってもともとはアマチュアの大会でしたし、もう正式な競技から外れます。
ということは、実質的な代表の試合というのはWBCだけ。
ですが、そのWBCも2009年の大会以降は実施されるかどうか未定・・・。

・野球界の(根本的な)問題

サッカーのFIFAように「各国プロリ−グを統括する機関」が野球界には存在しないことが一番の問題です。あくまで、各国協会での調整だけ。
国際野球連盟は先ほど言ったことから分かるかもしれませんが、あくまでもアマチュアの統括機関であってプロリーグを統括する機関ではない。
各国の調整任せにするから、WBCのように主催者が誰であるべきか、また、開催期間や大会で上げた利益の使い道などが問題になる。
更に言えば今後サッカー界のように発展したとして、先ほど説明したような事態も起こりかねない。
野球が国際的な競技に発展しないのはここが一番の問題。
選手とクラブの関係もサッカーのように統括する機関と各国野球協会が時間をかけて協議していくしかないでしょうし。


・代表とクラブの関係についての現状と今後

現在はクラブ<代表の関係が成り立っている。
しかし、今後リーグ戦が経済的に発展していった場合はヨーロッパサッカー界のような問題が起きる可能性は十分ある。なぜかといえば今は押し通せば大丈夫だが、今後そのようになるかは一切不明。長期的な考えで選手会やクラブ(球団)と話し合っていくことが大切だろう。
議論していくべき問題点は
ポイント1:選手の給料負担の割合
ポイント2:ケガ等を考慮しての手当て
ポイント3:拘束期間の上限の設定(国際試合は何試合までか=国際試合の試合数制限)
などでしょう。
しかし、ポイント3は国際機関と関連する問題ですからね・・・。

それに、日本球界のやる気のなさは世界一ですからね(笑)、ビジネスでもなんでも。


最後に
なんか、答えを出さずして終わっちゃいましたね(苦笑)、スミマセン・・・
まあ、アメリカに経済的な規模で差を縮めていかないと、今後もアメリカ主導で終わっちゃいますから、まずは、経営改善が一番ですね(笑)
赤字だらけの球団運営をこのまま放置しておいたら代表がどうのこうの以前の問題に、日本球界の存亡が・・・。
まあ、自覚している人なんていないでしょうし、なるようになるしかないんでしょうかねぇ。
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